ここから本文です

事業概況(2020年3月期 第1四半期)

業績等の概要

2019年7月

業績

 当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、企業収益が底堅く推移しながらも、海外における貿易摩擦の長期化や消費税率引き上げに対する心理的影響など、先行きの不透明感が強まっている状況にあります。
 当社グループが属する情報サービス業界は、「AI」、「IoT」、「ビッグデータ」、「ブロックチェーン」、「RPA(Robotic Process Automation)」等、ITイノベーションによるDX(デジタルトランスフォーメーション)が、概念を理解する段階から実装の段階へと入りつつあり、新たな期待・需要が高まっております。また、デジタル化の進展によって、クラウドに代表されるサービス型ビジネスへの転換も進んでおります。一方で、優秀な技術者の不足及び高コスト化等、重要な事業リソースに係る課題も顕在化しており、最新テクノロジーやITイノベーションに対応できる技術者の育成及び確保が共通課題となっております。
 このような経営環境のもと当社グループは、システム開発、データセンターを活用した情報処理サービス、「HULFT(ハルフト)」「DataSpider」を中心としたパッケージ製品の販売及びサポートサービス等を提供してまいりました。これら既存領域の徹底した生産性向上による収益性の向上を図るとともに、パッケージ製品のサービスビジネス化や更なるグローバル展開、最新テクノロジー(「AI」、「IoT」、「ビッグデータ」、「ブロックチェーン」、「RPA」、「クラウド」等)の研究開発及び活用、さらに全社的な技術戦略を推進する人材育成等を推し進めております。そして、新たな市場・お客様に対しサービス展開し、既存のお客様に新規技術を適用したサービスを提供することで、更なる事業成長を目指しております。当社の強みである「HULFT」「DataSpider」を有力SaaSと関連システム間のデータ連携に適用することで、柔軟性を担保し生産性向上につなげるデータ連携サービス等を提供しており、当データ連携サービスは順調に成長しております。また、仕事改革と生産性向上、教育研修制度の充実化、組織横断コミュニケーションの充実化等の取り組みも継続しており、収益性の向上等につなげております。
 当第1四半期連結累計期間における当社グループの業績は、売上高は5,735百万円(前年同期比4.7%増)、営業利益は760百万円(同49.7%増)、経常利益は754百万円(同48.2%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は714百万円(同82.3%増)となりました。また、2019年1月30日公表の「連結子会社の吸収合併(簡易合併・略式合併)に関するお知らせ」のとおり、当社は2019年4月1日付で株式会社アプレッソを吸収合併しております。
 当第1四半期連結累計期間におけるセグメント別の業績は次のとおりであります。以下、セグメント間取引については相殺消去しておりません。

Fintechプラットフォーム事業

 売上面においては、パブリッククラウド化へのインフラ環境構築や業務改善・効率化支援及びRPA活用支援等、新技術の進展もありましたが、既存領域におけるシステム開発案件の減少等により、当第1四半期連結累計期間のFintechプラットフォーム事業の売上高は2,623百万円(前年同期比5.5%減)となりました。
 利益面においては、新技術を適用したサービス売上が増加したこと等により売上総利益率が改善傾向にあるものの、売上高減少に伴い、当第1四半期連結累計期間の営業利益は342百万円(同11.1%減)となりました。

流通ITサービス事業

 本事業は、システム開発中心からサービス提供中心へ事業モデルの転換が順調に進み、売上面においては、既存領域の案件が減少したものの、データ連携サービスの案件が順調に増加したこと等により、当第1四半期連結累計期間の流通ITサービス事業の売上高は988百万円(同1.1%増)となりました。
 利益面においては、データ連携サービスが順調に増加しているため利益率が改善し、当第1四半期連結累計期間は26百万円の営業損失(前年同期は48百万円の営業損失)となりました。

HULFT事業

 データ連携プラットフォームのデファクトスタンダードである当社の主力製品「HULFT」の累計出荷本数は、前連結会計年度末から約2,200本増加し約207,200本となり、導入社数は前連結会計年度末から約100社増加し9,700社を超えました。
 売上面においては、「HULFT」「DataSpider」等のライセンス販売が大幅に増加したこと、クラウド型のサブスクリプションサービスやサポートサービスが拡大したこと等により、当第1四半期連結累計期間のHULFT事業の売上高は四半期売上高の過去最高を更新し、2,132百万円(前年同期比23.7%増)となりました。
 利益面においては、売上高の増加が大きく寄与し、当第1四半期連結累計期間の営業利益は554百万円(同139.0%増)となりました。  


ページの先頭へ戻る

ここからフッター情報です

ページはここまでです

ページの先頭へ戻ります